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『野外調教』
メールマガジン女帝の密室 2016年5月配信号より



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桜の咲く細い路地。夜八時。
私は、リードはついていないが、一目でもそれと分かる革の首輪を着けた男を連れて、散歩をしていた。
時折すれ違う観光客は、男に一瞥をくれては無視する。
まるで路上の汚物に対するように、汚らわしいものを見なかったことにするように。

私は男を直視して見つめる。
「ねえ、そこにベンチがあるから座りましょう」
先に男を座らせると、少し冷たそうな顔をした。
仕方ない。スラックスの下のブリーフは脱がせてあるのだから。
革の手枷を鞄から取り出して後ろ手に繋ぐと、男の右側に座った。

「自然に見えるようにしていないと、目立つわよ」
まるで恋人のように微笑んで太ももに手を置くと、ヒクリと身が震えるのが伝わる。
「ほら、自然にして。そんなにビクビクしてるとばれちゃうよ」
耳元に唇を寄せて囁く。
「エッチなことしてるのが、皆に」

あう、と呻く男の首筋にゾクゾクと快感が走る。
太ももの手を股ぐらに滑らせると、硬い屹立があった。
迷わず握り込むと、また、身を丸めて男が唸る。
「だめじゃない、きちんと背筋を伸ばして」
股間を掴んだ手はそのままに、空いていた右手で胸板を押して姿勢を正させる。
そのついでのように、親指の爪先を乳首に食い込ませれば、
ああっ、と声を漏らして、男はせっかく正した姿勢をまた前屈みにしようとする。
「もう、だめよ。しっかりしなきゃ」
耳元に言葉を吹きかけながら、尖ってしまった乳首も、硬い股間も強く揉みしだく。
意地悪な笑みを浮かべる私と、隣で悶えている男は、
もう、寄り添って囁きあう恋人同士には見えなくなっているだろう。
カチャカチャと、手枷の金具が鳴っている。

「ズボン、染みが付いちゃったわね」
亀頭の辺りを包んでいた指を開くと、スラックスにカウパーが染みだして濡れている。
ばつが悪そうな顔をする男の目を見つめ捉えて、言った。

「大人しく出来なかったわね、悪い子にはお仕置きをしなくちゃ。
ホテルにつくまで、首輪も手枷もそのままよ」

一層情けない顔をした男を立たせ、
私は手枷がよく見えるように男の腰に手を回し、ホテルへと歩きだした。



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